マニュアル入力

スライダーで自由にパラメータを設定

概要

マニュアル入力モードでは、すべてのパラメータをスライダーで直接操作できます。以下のような用途に便利です:

  • 「もし〇〇だったら?」というシナリオの検証(例: バックスピンを200 rpm増やしたら?)
  • 各パラメータが軌道に与える影響の理解
  • StatcastやRapsodo以外のデータソースからの入力

パラメータ

スライダー 範囲 説明
Speed 100〜170 km/h 球速(リリース時)
Backspin −3000〜3000 rpm バックスピン成分(負の値 = トップスピン)
Sidespin −3000〜3000 rpm サイドスピン成分
Gyrospin −3000〜3000 rpm ジャイロスピン成分
Vert angle (θ) −10°〜10° 垂直リリース角度
Horiz angle (φ) −10°〜10° 水平リリース角度

Simulate をクリックすると、これらの値で物理シミュレーションが実行されます。

詳細オプション

回転スライダーの下に、追加のコントロールがあります:

コントロール 説明
CL Model 揚力係数モデル:Nathan 2020 (exp)(デフォルト)または Rational (old)。詳細は Statcast モード — 物理モデルオプション を参照。
Fixed Cd 抗力係数を固定値で上書き(空欄のままにすると、Nathanの速度依存モデルを使用)
Fixed Cl 揚力係数を固定値で上書き(空欄のままにすると、モデルベースの計算を使用)

リリース位置

リリース位置 (x₀, y₀, z₀) は、直近のStatcast投球データまたはデフォルト値に基づいて設定されます:

  • x₀ = 投手の左右オフセット(右投: −0.47m、左投: +0.47m)
  • y₀ = 16.764m(ホームプレートから55フィート — 標準的なリリース距離)
  • z₀ = 1.50m(おおよそのリリース高さ)

Rapsodoモード使用時は、リリース位置が自動更新されます。

実験してみよう

ひとつずつ変えてみる

各パラメータの効果を学ぶ最良の方法:

  1. 典型的なストレートの設定で始める(Speed 150、Backspin 2200、Sidespin 0、Gyrospin 0)
  2. Simulateを押す
  3. スライダーを1つだけ変更する(例: サイドスピンを500 rpm追加)
  4. Overlay をオンにして、もう一度Simulateを押す
  5. 2つの軌道を比較する

試してみたいプリセット

プリセット Speed BS SS GS θ φ
フォーシーム 155 2200 200 0 −1 2
カーブ 125 −2000 800 0 2 1
スライダー 135 200 1800 1000 0 1
チェンジアップ 140 1400 400 0 −1 2
ジャイロスライダー 135 100 500 2000 0 1
ノート

これらはあくまで大まかな目安です。投手によってパラメータは異なります — だからこそStatcastモードが役立ちます。